入社から様々な部署を経験しました。検査部門で正確な測定方法を学んだり、厳しい品質管理部門なども経験したので、より良いものを作りたいという製品に対するこだわりは人より強いかもしれません。意見を出してぶつかる事があっても、話あって納得いくものを作っていきたいと思っています。仕事は作業効率だけでなく、情熱が大事なんだとみんなに声をかけていますが、一番は自分に言い聞かせているかもしれません。製品を見ただけで再調整が必要かを見極めることが出来る憧れの先輩がいます。厳しくもあり優しくもある、そんな職人肌の先輩達の背中を追い続けているので、自分のチャレンジは続いています。

どんな製品を作る時でも、納品するお客様の要望に合った高品質なものを、効率よく提供出来る様に意識しています。入社当時、ある年のモーターショーに東洋産業の製品が使用された車両の内部構造展示を見て、無くては ならない不可欠な部品と知り、改めて製品の存在感と作り上げる責任を感じました。入社した時は手作業だった 工程も、時代とともにロボット化や自動ラインへと変化していきました。身につけた知識が白紙に戻り、一からの勉強となった時は苦労しましたが、東洋産業の変化を身で感じたものとして、自分の中にあるものを後輩へ受 け継いでいきたいです。

現場は交代勤務制なので、全ての人が同時にコミュニケーションを取るのは難しい時も多いです。各部署から意見を聞いて、連携を取ってみなさんの要望を叶える努力をするのは私の大切な役割だと思っています。